工具というのは整備、改造などをするものにとっては
必需品といえるだろう。しかし一部の物には只の道具としてではなく
芸術品ともいえるオーラを放っているものもある。
それを言葉で説明するなんてとてもできない。
しかし自分がそれを所有している喜びをみんなにも知ってほしい。
わずかだが愛用の工具、そしてそのメーカーを主観的に語ってみたい。
多くの説明はいらないと思う。ハンドツールの王様、「Tool of Tool」 これほどまでに所有する喜びを得られるものは他にあるだろうか。 その理論や永久保証などに気を取られがちだが工具としての完成度は完璧だ。
第一にその丈夫さがあげられる。どんな乱暴な扱いにも根を上げない作り、 そしてその精度がもたらす信頼性、極めつけは何よりも美しいその形。
数え切れないほどのレースメカが愛用していることからも すばらしいものだというのが分かると思う。 その中からほんの少しだけ紹介したい。
まずはメガネレンチだが今となっては珍しくない力点を点で捕らえるという フランクドライブそのコンセプトがすばらしい。
つぎにラジオペンチだが一般的に鋏み工具の評価はそれほど高くないような気がする しかしこちらも点で捕らえる構造になっており鋏んだものはまず放すことはない。
そして最後にツールボックスだ。
その頑丈さは並みではない。プロユースともなればやはりこの位のタフさがほしい。 まぁその重さもかなりの物だが。
あなたもぜひまず一歩進んで手に取ってみてほしい。 もしサービスカーが走っているなら近所に使っているメカニックがいるはずだ。 大抵は冷やかしにもにこやかに応じてくれるだろう。 評価はそれから下してみても遅くはないだろう。
スナップオンとよく比較されるのがこのマックだ。こちらもすこぶる強固である。 しかし惜しいのはわずかに信頼性にかけるんではないだろうか。
その造りはとても美しいとはいえずかなりの無骨さを感じる。 使い手へのなじみも到底スナップオンにはかなうまい。
こう聞くとたいしたことがないみたいだが、世界中のツールの中では 間違いなく一級品である。
もっとも評価したいのは今までにないような造りのものを生もうとする そのチャレンジスピリットではないか。 変わったものは受け入れられにくいこの世界で、それらを製品にするのは 並大抵の勇気ではないと思う。
これからも色々なそして他にはできないことをやっていって欲しい。
ここのものは−ドライバーしか持っていないが、ほかにはさほど興味はない。
しかしこのドライバーは間違いなく世界一だと思う。
その秘密は先端にある。先が炭素鋼で出来ているのだが、それだけなら別段珍しくはない。 違いはその形状で先がテーパーになっておらず、雌ネジとの相性が抜群である。
グリップも握りやすくとても使いやすい。
値段もさほどではないのでぜひ一度使ってみて欲しい。